Intel Hardware Accelerated Execution Manager(HAXM)をインストールして、Intel x86 Atom System ImageのシステムイメージでGPエンコーディングをONにしたエミュレーターを作成することで高速に動作させることができます。
作成の手順は以下にまとめます。
Intel Hardware Accelerated Execution Manager (HAXM) のインストール
HAXMのセットアッププログラムは以下のフォルダーにあります[AndroidSDKホーム]\sdk\extras\intel\Hardware_Accelerated_Execution_Manager
フォルダにあるIntelHaxm.exeを起動します
セットアップウィザードが起動するのでNextを押します
メモリーの上限値を設定します。今回はDefaultのままNextを押します。
ちなみにセットアップ後に変更したい場合は、再度セットアップウィザードを起動すると変更できます。
Installボタンを押下して、インストールを開始します
セットアップ完了です。
エミュレーターの作成
Android仮想デバイスマネージャーを起動して、AVDを新規に作成します。設定パラメーターは、以下のポイントにまとめます。
・CPU/ABI
「Intel Atom (x86)」 を選択する
選択するには事前にSDKマネージャーでIntel版のシステムイメージをダウンロードしておく必要があります。
今のところ、最新バージョン(4.2 [apiレベル 17])まで用意されていないようで、一世代前のバージョン(4.1 [apiレベル 16])までしか用意されていない
・Emulation Option
「Use Host GPU」にチェックをつける
エミュレーターを起動します。
初回は時間がかかりますが、ARM版と同じように利用できます。
あたりまえのことですが、NDKの開発ではC言語による開発になる為、ARM版、Intel版を意識する必要がありますが、Javaでの開発ではCPUによる違いはありません。
同じようにアプリの検証やテストをすることができます。
サクサク動くIntel版で検証したほうが効率がよいため、Javaでの開発であれば積極的に利用することをお勧めします。
以上です。
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