開発をしていると、デバッグ時やもっと詳細な仕様を調べたいときにAndroid SDKのプログラムソースを見てみたいと思うことがあります。
そんな時にEclipse上でAndroid SDKのプログラムソースを参照できるように設定をしてみましょう。
最初に設定前の状況を見て見ます。
何でもよいので開発しているプログラムソースを表示させます。
例えば、Activityのソースを見てみようとしてみます。Activityを右クリックして、宣言を開くを選択してみます。
ところが、エラーになってしまいソースを見ることはできません。
これからが設定を行う方法になります。
SDKマネージャーからAndroidSDKのソースをダウンロードしましょう。下記のようにSDKマネージャーから対象のAPIバージョンの「Sources for Android SDK」を選択してインストールします。
2、3系のバージョンの場合は別な方法でダウンロードしなければならなくて面倒だったのですが
4系(APIレベル 14)以降であれば、簡単にSDKマネージャーでダウンロードできます。
どこにダウンロードされたのか見て見ましょう。
ダウンロードしたソースは、[AndroidSDKホームディレクトリ]\sdk\sources ディレクトリの中にあります。
次にEclipseからソースを参照できるように設定をしてみましょう。
「パッケージエクスプローラー」より「android.jar」を選択し、右クリックでプロパティを開きます。
Javaソースの添付の設定画面が表示されるので、「外部フォルダ」のボタンを押します。
先ほど確認したソースのフォルダを指定して、OKを押せば完了です。
[AndroidSDKホームディレクトリ]\sdk\sources\android-(APIレベル)
もう一度、Activityのソースを参照してみましょう。
Activityを右クリックして、宣言を開くを選択すると、今度はちゃんと表示されました。
Androidのリファレンスだけでは細かい仕様がわからず、
直接ソースを見て理解することが何度かありました。
また、ソースをみてコーディングの手本になるかと思います。
簡単に設定できるのでぜひSDKソースの参照を設定してみてください。